パストラル適合プロペラの検討
格納庫Aへ戻る
■APC 8×4E電動機用プロペラについて
折りペラ(グラウプナー8×4.5)との比較ですが引きが良いです。
自分はモグラ仕様にしようと思ってましたが、このプロペラを使いたいので
脚付きの標準仕様で飛ばし込んで様子をみることにしました。
画像のようにプロペラの内径を加工してムサシノ特製プロペラアダプターに
きっちり奥まで差し込まれるようにしてください。
(注)スピンナーを付ける場合はアダプターとプロペラの間に
スペーサーを入れてからナットを締めて下さい。
■パストラル用のプロペラ11種類、用意しました。
各種バッテリーとの組み合わせを含めたテストを実施しました。
左から
@APC E-Prop 8×4E
AGraupner CAM FOLDENG Prop 8×4.5
BAPC Slo-Flyer 8×6
Caeronaut Carbon Elektro 8.5×6
DGraupner CAM FOLDENG Prop 9×5
EAPC 8×4
FAPC 8×5
GSlim Prop 8×4(中段 左画像)
HAPC E-Prop 8×6E(中段 右画像)
IGraupner GEAR PROP 12×10(下段 左画像)
JGraupner CAM GEAR PROP 11×8(下段 右画像)
■パストラル用のプロペラ検討結果
1.プロペラフライト・インプレッション中間報告
お薦めは@APC E-Prop 8×4EおよびGSlim Prop 8×4です。
BAPC Slo-Flyer 8×6、DGraupner CAM FOLDENG Prop 9×5も引きは良かった。
追加2本について、IGraupner GEAR PROP 12×10は400プラネタギヤ(4:1)で560gの
EPスカイコアラを推力600gで垂直上昇させてくれた驚異のデカペラです。
駄目もとでデータ採りしたものですが、やはり負荷が多そうです。
JGraupner CAM GEAR PROP 11×8は意外な結果で推力No.1でした。
しかし、JIは長いペラのため装着不可です。
引きが良いのは上記J@G-B-DでJGraupner CAM GEAR PROP 11×8を筆頭に
@APC E-Prop 8×4E、GSlim Prop 8×4が圧倒的なパワーを示した。
ACは思ったほどパワフルではなかったのが意外であった。
空回りしているような感じで引きが悪かったのはエンジン機用ペラEFでした。
エンジン機用ペラEはムサシノ機の定番としてOS10FPエンジンにはAPC 8×4ペラ、
プラグはエンヤNO.3、燃料は東邦化研のTHC 700Sというコンテストで定評のある
組合せで快調に飛ばしてきたので今回のテスト結果に驚きました。
@APC E-Prop 8×4Eは電動機専用プロペラとしてAPCの次期戦略商品としての
実力をかいま見た気がしました。
今後はこのペラ1本に絞り飛ばし込んでいきます。
データ採りらしきことを今までしたことがなかったので初心者モードです。
間違いや正確さを欠いている事があると思いますが参考情報としてください。
2.推力測定(角倉方式:参考値)使用バッテリー8セル500AR
番号 | プロペラ品名 | 推力 | 重量 | 備考 |
@ |
APC E-Prop 8×4E |
630g |
11.5g |
6.0mmドリルで穴を修正加工する |
A |
Graupner CAM FOLDENG Prop 8×4.5 |
460g |
23g |
折りペラハブ+スピンナー込み |
B |
APC Slo-Flyer 8×6 |
580g |
8g |
6.0mmドリルで穴を修正加工する |
C |
aeronaut Carbon Elektro 8.5×6 |
560g |
12g |
--- |
D |
Graupner CAM FOLDENG Prop 9×5 |
560g |
13g |
折りペラハブ込み
6.0mmドリルでハブの穴を修正加工する |
E |
APC 8×4 |
580g |
17g |
汎用ペラ |
F |
APC 8×5 |
580g |
19g |
汎用ペラ |
G |
Slim Prop 8×4 |
600g |
13g |
穴径が大きいのでスリーブが必要 |
H |
APC E-Prop 8×6E |
480g |
12g |
6.0mmドリルで穴を修正加工する。ハブ修正要 |
I |
Graupner GEAR PROP 12×10 |
470g |
32g |
折りペラハブ込み |
J |
Graupner CAM GEAR PROP 11×8 |
760g |
23g |
折りペラハブ込み:モグラには良いかも |
3.回転数測定等(地上初期:参考値)使用バッテリー8セル500AR
番号 | プロペラ品名 | 回転数(rpm) | フライト時間 | 備考 |
@ |
APC E-Prop 8×4E |
9200 |
6分46秒 |
引き強力 |
A |
Graupner CAM FOLDENG Prop 8×4.5 |
9600 |
6分42秒 |
引きはあまり強くない |
B |
APC Slo-Flyer 8×6 |
7600 |
7分 |
引き良い。急角度で上昇する |
C |
aeronaut Carbon Elektro 8.5×6 |
8800 |
8分50秒 |
引きはまぁまぁ |
D |
Graupner CAM FOLDENG Prop 9×5 |
9500 |
7分 |
引き強い |
E |
APC 8×4 |
10500 |
7分15秒 |
回転はあがるが引きが弱い |
F |
APC 8×5 |
9240 |
7分 |
回転はあがるが引きが弱い |
G |
Slim Prop 8×4 |
10800 |
5分、15分20秒 |
引き強力。 |
H |
APC E-Prop 8×6E |
7800 |
5分 |
引き弱く、すぐへたる |
I |
Graupner GEAR PROP 12×10 |
3700 |
---分 |
長いので装着不可:データ採りのみ |
J |
Graupner CAM GEAR PROP 11×8 |
5640 |
---分 |
長いので装着不可:データ採りのみ
|
4.お知らせ
手持ちバッテリーの関係で上記の8セル500ARで比較参考データを採りました。
このバッテリーは標準6セルに対して高電圧なので
上記は比較参考データとなります。
自分は8セル500ARバッテリーしかもってないので、
やむを得ず回転を抑えて使用しました。
このモーターには6セル1400〜2000または7セル500ARバッテリーを
使ってください。
電流値の測定は機材調達できなくて今回とれませんでした。