電動化スカイコアラの初飛行まで


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●諸元 ●はじめに ●製作
    機体・主翼ともにオラカバフィルムを主として使い
    
    一部に軽量オラライトフィルムを貼っていました。
    
    練習時の墜落による大補修の跡が見苦しいのでボロ隠しとして
    
    隠蔽性のあるフィルムを貼ってあったのです。
    
    昔、貼ったフィルムをきれいに剥がすにはコツがあることがわかりました。
    
    アイロンを高温にセットして、フィルムの糊を柔らかくしてから剥がすと
    
    きれいに剥がせました。ドライヤーでは、あまり効果がありませんでした。
    
    ホットガンが利用できればベストと思います。
    
    それにしても最初に適当に手で剥がした箇所はフィルムが
    
    しっかり貼り付いていてサンディングするのが大変でした。
    
    全部剥がしたら、あまりの痛み具合、いい加減な補修だったので
    
    我ながらガックリしました。(T_T)ノ
    
    一時はリニューアルをやめようかと思ったほどです。
    
    主翼はリブ・前縁材・プランク補修と大工事でした。
    
    新規製作したほうが時間も重量面でも良かったようです(^_^;
    
    胴体も亀裂部を補強するために1.5mmバルサを内張りしました。
    
    機首のブロックバルサを取り除いてギヤユニットを取り付けるための
    
    3mm航空ベニヤ板を取付けました。
    
    画像はここをクリックしてください。
    
    ダウンスラスト2度、サイドスラスト2度を付けたが飛ばした結果、不足でした。
    
    ダウンスラストは最初から5度にしたほうが結果が良いようです。
    
    空気取り入れ口を取り付けました。折りペラの影になります。
    
    画像はここをクリックしてください。
    
    冷却空気排出口は、水糸の取り出し穴を兼用しています。
    
    ニューアルとは根気と知りました。(^_^;
    
    全体をサンディングします。
    
    自分はフィニッシングペーパー(荒目セット)田宮模型を使っています。
    
    かまぼこ板に巻き付けて#180、#240、#320と順次、使います。
    
    サンディングボードも使いましたが、仕上がりがきれいで使いやすいです。
    
    最後に軽量のオラライト(イエロークリアー)を貼ります。
    
    個人的な好みですが青空にリブが黄色く透けて見えるのが好きです。('-'*) 
●フライト・インプレッション
    電動1号機としては素直な飛びで安定していました。
    
    無難な機種を選定、最適なメカを採用したのが成功した要因だったと思います。
    
    問題点
    
    1.上昇時のモタツキ感があること。
    
    2.旋回時の落ち込みが大きいこと。
    
    3.軽快感がいまひとつ
    
    4.モーターカットすると機首を下げて降下する。
    
    上記1.2.3.の改善策としては重量軽減が必要であると思いました。
    
    ベテランの軽い電動機は目をみはるような運動性能を発揮しているからです。
    
    スカイコアラは全備重量が700gと重く特に主翼は大補修により210gにもなっていました。
    
    4.はダウンスラスト不足なのでギヤユニット取付ベニヤ板を接着し直しました。
    
    その後、軽量化を図った結果、150gもの減量を達成して
    
    550gにすることができました。
    
    詳細については項を改めて記載します。