Fun15の仲間達(その1)
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■10号機 滋賀 TERRAさん
機体名:近江ヨイトコ15
近江ヨイトコはクマたんがその昔、CADで図面を書いたものです。
製作担当が、ご近所のてらたん
エンジンOS15LAにサブマフラー装着(使い捨て注射器の改造品)
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■9号機 北海道 KOBさん
機体名:エゾスットコ15
全長:1070mm、全幅:910mm、全備重量:780g、エンジン:OS 15LA
●小野陽一郎師匠の機体を参考に作成したエゾスットコ15
全幅910に全長1070もあるとFUNなのに、ずいぶんスマートに見えますね。
機首部分ダブルマウントのアルミは1mm
●エゾスットコ15 フライト画像
静止画像でも並べると雰囲気が伝わってきますね。
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■8号機 静岡 津田さん
機体名:Fun15
全長:1130mm、全幅:900mm、全備重量:620g
主翼面積:30.6du、翼面荷重:20.26g/du
胴体側面積:17.7du、側面荷重:35.03g/du
エンジン:OS 15LA
サーボ:MICRO-9 4個、エンコンサーボ OK 5.4gサーボ(PICO STD 1個)
受信機:Piko-2000(薄いビニールシートでくるんで両面テープで搭載 約9.5g)
タイヤ:K&Sのパイロン用の超軽量スポンジタイヤ50mm(2個で3g)
●前から作りたかったちょっと小さいアクロ機です(笑)
こちらもデザインのほとんどはお友達の小野陽一郎さんによるものです。
ちなみに専門用語ではこれを「突然ひらめいた」といいます!?(笑)
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■6号機、7号機 神奈川 岸田さん
●6号機(電動機)諸元
全長:920mm、全幅:1010mm、翼弦:335mm-285mm、翼厚比 20%
翼面積:31.3du、全備重量:948g(内バッテリー CP1700R 378g)
翼面荷重:30.3g/du
ブラシレスモーター:レーナー1520/10
スピコン:シュルツェフューチャー45be
ギアユニット:タミヤ電動カー用ギアユニット0.4モジュール仕様、ギア比:72:19
ペラ:エアロノウト折りペラ(Eprop 11×6.5)
バッテリー:CP1700R-8N(ドルフィン特注品)
サーボ:フタバ3103
●電動機のコメント
ファンフライは電動400クラスでスタートして漸くこの540クラスで
トルクロールが可能になってきました。
ブラシレスモータの御利益でパワーはありますが可能な限りの軽量化は重要な様です。
その結果、とてもパワフルでダイナミックなフライトができるようになったと思います。
このパワフルさは電動機かとビックリで私のお気に入りの機体となっています。
ギアユニットはタミヤ電動カー用ギアユニット0.4モジュール仕様ですが、
そのままではシャフト径が違うのでシャフトにスペーサーを噛ませてギアを
接着しています。(シャフトはタミヤの5mmカーボン)
改良課題はホバリングの安定化です。
今はバッテリーを胴体の下面にベルクロテープで固定しているため推力線に対して
重心がずれているのでホバリング時にエレベーターのアップを引き続けることに
なっていることが考えられます。
今後、バッテリーの搭載位置を、なるべく推力線上にすることを考えています。
●7号機 エンジン機 諸元
全長:1020mm、全幅:1000mm、翼弦:330mm-290mm 翼厚比 20%
翼面積:31.0du、全備重量:640g、翼面荷重:20.6g/du
エンジン:OS15LA、プロペラ:APC 9×4
●エンジン機のコメント
エンジン機はパワフルだけど騒音と油汚れの問題で避けていましたが、
AOさんのFun15のフライトを見てこれなら問題は少ないと考え作ってしまいました。
これから飛ばし込んで最終的には電動ファンフライにフィードバックしたいですね。
・自作フローティングマウントにしました。(左一番上、拡大画像付き)
(アルミパイプ加工+バックプレートはガラスエポキシ板です。
これならニードルをカットしなくてもOKですね)
・背骨は板材です。
・シリコンチューブのサブマフラー付きで静かです。
・翼端のすじかい材はねじれ防止です。
・エルロンは1個としました。
・サーボホーンは電動機でお馴染みのベニヤ製です。
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■5号機 神奈川 大西さん、太刀魚からの復帰
機体名:NEWビヤ樽15
全長:990mm(スピンナー先端まで)、全幅:1000mm(翼端スパッツ含む)
全重量:825g(燃料含まず)、翼厚:62mm、主翼面積:32du
水平尾翼面積:2.31du、胴体側面積:18.93du(垂直尾翼面積含む)
エンジン:OS15LA、プロペラ:APC9X4
サーボ:JR NES-341/321ミニ・サーボ(4サーボ)
今回”NEWビア樽15”に命名変更を致しました。
と言うのは、先日プロポ送信機のメカ・トラで手投げ発進直後に
土手飛行場の林の中に突っ込み、見事に両手両足(主翼・水平尾翼)
がもげてしまったのです。まるで太刀魚のようでした。(@_@)
すっかりしょげて家に帰ってからシゲシゲともげた機体をチェックすると
胴体と垂直尾翼は全く無傷ではありませんか!!
先程までは、つねたんに仲介して頂きましたコマファン15を作らなければと
思っていましたが、これなら何とか修理ができそうな破損状況
ということがわかりました。よし!直そ〜と。修理着手に伴い、
旧”ビア樽”で不満に感じていた点を
この際、下記の様に手直しをする事に致しました。
1)主翼の構造材で出来るだけ軽量化を図る。(リブ1.5mm/プランク1mm)
2)主翼翼端に抵抗軽減用のスパッツを付ける。
3)主翼製作にあたりスパー材・プランク材がそのまま使用出来る様に900mmにする。
(以前は翼端スパー無しで1000mmだった為、500mmX2のスパー&プランクだった)
4)ラダー&エレベータ面積を思い切って大きくして、更に運動性能を上げる。
5)機首部に前面抵抗軽減用ブロックを付ける。
●フライト・インプレッション
初飛行を無事終えましたが風が強すぎて性能がアップしたか否かは
分りませんでしたが、兎も角ラダー&エレベータ面積を増やした分、
過激になったのを確認しました。
今回、私が一番好きなナイフエッジを試す機会が有りませんでしたが、
胴体の変更は無いので恐らく以前と同じだと思われます。
以前は少し起き癖が有りましたがスパッツを付けた事によって何か変るか楽しみです。
●総評
今回一番の改良点として軽量化に注力しましたが、結局”ビヤ樽”より20g軽くなった
だけでした。やはりサーボ、電池、受信機をウルトラ超小型のものにしなければ
トータルの軽量化は難しい事が分りました。
(悲しいかな貧乏サラリ−マンは、つい手持ちメカを使ってしまうのよ!)
今回初めて1mmバルサを使用したので、フニャフニャ感を心配しましたが、
主翼のようなモノコック構造になると意外と強度が保てる事がわかりました。
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■5号機 神奈川 大西さん
機体名:ビヤ樽15
全長:1000mm、全幅:1000mm、全備重量:850g
主翼面積:32du、翼面荷重:27g/du
エンジン:OS15LA、プロペラ:APC 9×4、燃料タンク:75cc
《管理人記》
土手飛行場でAOさんのデモフライトを見て魅せられた
土手飛行場Fun15菌感染者第1号です。
感染が広がるのは時間の問題でしょう。早速、自作したのです。
背骨にあたる部分は竹ひごです。
エンコンサーボに排気がかからないようにカバーをつけています。
テトラのワイヤーリンケージ(小)パーツを使った両引き方式です。
ナイフエッジやナイフエッジサークルが大西さんの得意技です。
とても飛ばし易いそうです。
手書き図面は自作される方にはとても参考になると思います。
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■4号機 東京 笹川さん
機体名:OK模型 ミニレーザ3D(電動機)
全長:800mm、全幅:800mm、全備重量:500g、主翼面積:17.9du
翼面荷重:28g/du
ギヤユニット:プラネタギアユニット(4:1)
モーター:ハッカーB20-15L、プロペラ:APC スローフライ10×7
バッテリー:NiNH1100mA 8セル(カー用)
スピコン:シュルツェ future 18、サーボ:9gサーボ4個
《管理人記》
パワーソースを突き詰めれば、ここまでパワフルになるのですね。
トルクロールから楽々上昇します。ハンノスピン?グリグリなんでもありで、
運動性抜群でした。もうこれは”至高のファンフライ機”ですね。
トルクローラー小野も「こんな技は初めて〜」と驚いていました。
改良点としては側面積を増やしたいそうです。
貴重なデータを公開していただいてありがとうございました。m(_ _)m
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■3号機 東京 藤原さん
機体名:BUUCHAN(電動機)
全長:960mm(スピンナー込み)、全幅:990mm
全備重量:1060g(バッテリー含む)
主翼面積:28.5du、翼面荷重:37g/du
平均翼弦:300(250+エルロン50)×翼幅900=1:3の比率
翼厚:64mm→25%、重心:27%
RC:5ch(エルロン×2、ラダー、エレベータ、スピコン)
RC装置:送信機 Futaba FF9、受信機 Futaba R116HP(PCM)
サーボ:Futaba S3103(9g)マイクロサーボ×4個
ギヤユニット:京商SPギヤダウンユニット(0.4モジュール改造)
モーター:レイナーブラシレスLMT1515/12ターン
プロペラ:APC11×4(ギヤ比 80:22で回すと初期で入力300W、回転数9000rpm)
バッテリー:7セルRC2400(440g)
スピコン:シュルツェ future 45be>
●ごあいさつ
ファンフライ機ファン(ややこしいな)の皆さんこんにちは。
今年、電動機でRCを始めた初心者(7ヶ月)ですが、小野さんと
つねたんのホームページに刺激されてファンフライ機を作ってみました。
電動ファンフライ入門機ですが僕にとっては基本飛行の練習機でもあります。
特徴
@電動540クラスの適当な機体が無いので、自分で設計しました。
A翼型は小野さんからFun15に使われたリブ型をいただきました。
B構造は小野さんのFun15を参考に1mm厚のバルサ板と3×5mmバルサ角材で
殆んど組みました。
●フライト・インプレッション
遂にファンフライ機を完成させ、2001年11月25日に初飛行しました。
初心者の僕では到底無理なので基本セッティングと初フライトを
プレイホビー模型 長谷川代表にお願いしました。
手投げすると元気に上昇して行きます。もっとも感激する瞬間ですねえ〜。
パワーの余力も充分で、運動性も問題無いようです。
で、2回目は当日No.1の腕っこきの笹川さんにお願いしたら、
ヒラヒラと機体を振り回し、トルクロールもしてくれました。
ナイフエッジは癖があるので調整が必要のようです。
●総括
バッテリー単体の重量だけで約440gもありますが、
ブラシレスモーターを使用すると、トルクロールが
可能な推力を比較的簡単に得る事が出来るということを実感しました。
後は練習あるのみです(が、全然上達しないのが悩みでして、、、、)
軽量化は必要条件ではありますが、初心者は1mm厚にこだわらないほうが
無難かと思います、ハイ。薄すぎて……壊れます。(;_;)
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■2号機 東京 AOさん
機体名:AO-05YA
全長:1050mm、全幅:900mm、全備重量:780g、主翼面積:27du
エンジン:OS15FP、プロペラ:APC 10×4、燃料:THC 700R
RC装置:受信機 Futaba PCM 7ch受信機
サーボ:4個で100gのミニサーボ
(画像をクリックすると拡大画像となります)
リンケージ:ラダー、エレベーターともに軽量なワイヤーリンケージ、
自作のフローティングマウントでエンジンを取り付けて、
サブマフラー装着、サイレントフライトを目指す。
(画像をクリックすると拡大画像となります)
●寸法データ
全長・・1050mm、翼長・・900mm、主翼のコード・・翼根・・320mm
翼端・・280mm、胴体最大幅・・190mm、エレベーターの長さ・・410mm、
エレベーターのコード・・根本・・160mm端・・100mm
リブの最大厚・・50mm、エルロンのコード・・根本・・80mm、端・・40mm
ラダーの高さ・・250mm、幅・・180mm
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■1号機 東京 小野さん
機体名:Fun15
全長:1000mm(スピンナー含む)、全幅:900mm、全備重量:780g
主翼面積:30du、翼面荷重 26g/du
平均胴体幅 170mm、平均翼弦:330mm、主翼縦横比 2.7、翼厚 68mm→20%(笑)
重心 27〜30%
RC装置:送信機 Futaba 1024Z、受信機 Futaba 標準の8チャンネル(PCM)
サーボ:エレベータ FutabaS3101x2、ラダー 143、エルロン FutabaS3101x2
エンコン ユニオン9g
エンジン:京商GT16、プロペラ:APC 9×4、
受信機用バッテリー:JR 4N350 (350mAh)
●トップバッターは元祖Fun15設計者の小野さんです。
小野さんを一番よく知っているAOさんのコメントを引用させていただきます。
もう数年前になりますが小野さんのFun15のインプレを
私なりに書いてみようかと思います。
(私は小野さんのFun15を飛ばさせていただいたことはないのですが見ていた印象で)
初代のFun15(Fun16)は重さは私のと同じ780gながらこれはエンジン(GT16)を
積んでいてOS15FPと比べるとたいへんパワフルでした。
飛んでいるのを見ているとホバリングは小野さんにかかれば完璧に安定していますが
目の前のほんの小さなエリア内で小気味よくパターンの練習もできてしまうのが
印象的でした。
超軽量、低翼面荷重のFun15は二代目のFun10のほうでこれは
最初OS10用に作り始めましたがパワー不足のため主に飛ばしたときに
搭載されていたのはOS15FPで超軽量570gで仕上がっていました。
RCAW誌の記事で載せられていたのもこの機体です。
取材のとき私もいましたが初代に比べてパワフル感じはないですが、
まさにフワフワで非常におとなしい(失速しない感じ、、)で
ホントに異次元(笑)の機体という感じでした。
(たぶん全備重量はOS10FPとOS15FPとの重量差で600gぐらいだと思うのですが)
そのときの印象はホバリングは当たり前のように安定していて、
ハンドキャッチのアトラクションは素晴らしかったですが
特に驚いたのは狭いゲートボール場のなかを高度1mぐらいで
低速(人が走るぐらい)で場周飛行しているときの安定性です。
まるでコブラ(ではないですが、、)で超安定飛行しているようで
おまけにとても静か(ペラは9X4の木ペラ)
、
これこそサイレントフライト+アクロ練習機って言う感じでした。
私のHPのFun15の製作記事で
「このエンジンサイズにしてはいままでにない飛行感覚です」
と書きましたが、さらにここまで軽く(600g)なると
さらに異次元の感覚が味わえると思います。
この機体の細部を見てみると、とても工夫がしてあり、一例ではメインギャーの
止め金具はサーボホーンを使用、エルロン、エレベーターなどのロッドは1.2mmぐらいの
ピアノ線を一発勝負で曲げてあるだけでアジャスターは使っていません。
(恐ろしく軽量化の工夫がしてありました。)
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