第3回FAC飛行会



5/23(日)Falcon Aviation Clubの飛行会も3回目となりました。

宿泊2組を含めて総勢7名+家族も交えたアットホームな雰囲気です。

早朝から抜けるような青空が広がり微風快晴の絶好のフライト日和となりました。

エンジン機は禁止なので今回は電動機とグライダーのみに制限しての集いです。

競技はグライダーに限定して、ショックコード発進にて、滞空時間と指定点着陸、

ハンドキャッチはボーナス点が加算されるというFACルールにより行われました。

1位はダントツで川田さん、2位は自分、3位は阿蘇さん、4位は杉山さん、

5位は緒方さん、6位は岩元さん、7位が中島さんでした。

早朝の朝露ぐっしょりの芝地、デッドエアーという悪条件にもかかわらず、

建物の屋根の上のわずかなサーマルをとらえた川田さんが操縦技術と

この日のために製作したという全備重量164gの軽量機体で優勝しました。

2位以下は僅差での勝負でした。

今回は各自から寄せられたコメントを、そのまま載せました。

画像をクリックすると少しサイズアップした画像で見られます。
お約束の記念撮影です

左から川田さん、阿蘇さん、緒方さん、杉山さん、中島さん、岩元さん
川田さん(群馬県)

■GL参加機:スーパーモゲ(自作)全備重量164g(左側)

前日のテストで風に弱いことがわかり心配してましたが、

当日は抜群のコンディションでラッキーでした。

更にサーマルが勝手にやってきて回ってるだけで上昇してしまいました。

■自由参加機:トンビー(QRP)手前の機体

エスポワールのカラスには人気がないようです。

ぜんぜん浮かずにあっという間に降りてきました。

これが本来の私の姿です。
川田さん

■自由参加機:EXTRA300(自作)

地上のタキシングは非常に安定してます。

多少の草なら離陸できてしまいます。

翼面積が小さいのでフルハイにしないと背面飛行できません。

スタントやってる人には恥ずかしくて見せられません。
川田さん

■自由参加機:EPコンセプトSRヘリコプター(京商)

ヘリの見物は危険ですから普通は遠くの物陰から恐る恐る見るものです。

でも、私のEPコンセプトはいつもギャラリーが近づいてきてしまう

という不思議なヘリです。
阿蘇さん(栃木県)

■GL参加機:ロッキーII(QRP)奥の機体
まずまずの飛び、3位入賞は本当にラッキーでした。 ただし、サーマルに乗せるにはもう少し修練が必要のようです。 ■GL参加予備機:AHL2(QRP主翼+その他オリジナル)手前の機体 元はクライム400Vの主翼でボロボロのツギハギだらけの機体ながら GL練習機としては抜群の性能。オリジナル傾斜ラダーは製作者しか飛ばせない 強い癖と驚異の旋回性能を誇る。 GL競技には飛ばし慣れた、こちらで参加すべきであったと後悔
阿蘇さん

■自由参加機:BARI(元はOKモデル製BALI)左端機

400ダイレクトでの上昇のかったるさに我慢出来ずに遊星ギア&11×8で

急上昇を狙うも重量過多で上昇は忍の一文字

実機のヘリの上空を飛ばしてしまうという超高空飛行も経験したが、

23日の2NDフライト着陸時、広場の芝生の上に15cm程ニョキッと突き出ていた

プラスチックパイプの餌食となり主翼根本大破...再生不能状態に。

全フライト数9回(飛行時間にしてトータル1時間足らず)という短命
阿蘇さん

■自由参加機:ARRIER(オリジナル)

構想・開発製作1週間という短期工法で誕生

命名はエスポワールの仏語調に引っかけ愛車の頭のHを抜いたダジャレ”ありゃー

破損したBARIから受信機を現場地べた工場にて移植という過激さ。

メンバー全員の”飛ぶ、飛ばない”の論議沸騰を背後に聞きつつ初飛行

ウヒひっ!飛ぶんだな、これが。

エルロン操作を忘れて思わずファンキーダンスを御披露、受けは抜群

まったく暴れん坊でファンキーですねー。この機体は今回の期待外の収穫
杉山さん(栃木県)

■GL参加機:江戸紫V(杉さんオリジナル)右から2番目

主翼だけで川田さんのスーパーモゲ並みの重さを誇る超重量級。

案の定、浮きが悪いです。ただ、重たい分だけ非常に丈夫です。

江戸紫Wでは超軽量を目指します。

■自由参加機:80%電動ハミングカブ(右端)

ムサシノのハミングカブを80%程度小型化し電動にしたものです。

これがまた、よく飛ぶんだ、ホントに・・・

オリジナルの雰囲気をあまり壊さないように適当にデフォルメしてあります。
杉山さん

■展示機:REPSE

QRPのESPERをみて、あの飛びをなんとしても実現したいと思い作ったものです。

スタイルも自作にしては上出来だし、いい感じなんですが飛びがいまいちです。

川田さんのEXTRA300モゲの軽量化への工夫を拝見し身軽になって再デヴューしたいです。

当日はエルロン不調で飛ばしませんでした。
杉山さん

■展示機:Sopwith Camel

KeilCraftのゴム動力キットです。ピーナッツサイズというんでしょうか、

翼長400mmくらいのかわいい機体です。実は長い間、ソピーズにスヌーピーを

載せて飛行させるのが夢でした。次期後継機として、

このP-Nut Sopwithをベースに400クラスの機体を作ろうと思っています。
緒方さん(神奈川県)

■GL参加機:Floh(SMT)

ややHLGにしては大振りの機体ながら小さいVテールの舵面のせいで、

なかなか曲がらない。本来は、もう少し機速を得られるスロープ

もしくはモグラとして設計されているのだろう。

舵面を大きく改造して、もう少し様子を見てみたい。
緒方さん

■自由参加機:Little Bee(WES Technik)

幸いにも無風に近い状態があったのでデモフライトを行う。

Slow Flyerはまだ日本では新しいカテゴリであるが都心の土地事情を考えれば、

これから注目されてもいいと思う。

価格も海外通販なら400クラスのパーツとそう変わらない値段だ。
緒方さん

■自由参加機:エレクトラ400U(QRP)

飛んで安心、飛ばして楽しいオールマイティなモグラ

いつも電池を半分も使わないうちに首が痛くなって降ろしてしまう。
緒方さん

■自由参加機:電動R/Cライトプレーン(ユニオン)

今年の1月にラジコンを始めようと思い立ったときにショップに言われるがままに

購入した入門機、今回は息子達の興味を引くべく練習機として持っていったが、

当人達の興味を引かず、しょうがないので自分で飛ばした。

初心者にはお勧めの入門機だ。
岩元さん(栃木県)

■GL参加機:FL-1A(自作)

背中に倶利伽羅紋紋(幻の芋焼酎「伊佐美」のラベル)を背負ったHLGの2号機

強度を無視して作ったため、すぐ骨折する軟弱機

前日のテストフライトで大破させ、前夜修理し大会にのぞみましたが

未調整のためか実力のためか、まったく飛びません。

何とか浮くように調整が終わった時には大会も終わっていました。
岩元さん

■自由参加機:空飛ぶサンタさん(自作)中央の機体

太めのサンタさんに翼をつけた娘へのプレゼント

Sカンバーのデルタ機で夜、座布団飛行場ではよく飛びましたが

青空の下ではポトリ サンタは夜しか飛ばない?
岩元さん

■自由参加機:トマホーク(自作)

あちこちに傷みがありながらも、ときおり1分を越えるフライトを

見せるお気に入りのPLG なかなかリタイヤさせられない。

自分で言うのも変ですが傑作機だと思っています。

ほかの自作機が良く飛ばない時に、これを打ち上げて気晴らしをします。
中島さん(栃木県)エンジンヘリ修行中です。

杉山さんが愛機を貸してくれたのに優勝できず申し訳ない!

次回は自分の滑空機をと思っています。

川田さん、やばいモノ見せてくれましたね、飛行機もいいな。

気持ちグラグラです。

手に持っているのは、つねたんから借りた「スラカ」です。

良く飛ぶので夢中で飛ばしてました。
つねたん(神奈川県)

■GL参加機:スカイウォ−ク(ムサシノ)全備重量290g

今回の大会のために久しぶりに復活させましたが自然が相手のGLは

ごまかしが効かないので難しいです。

ハンドキャッチもムサシノの島崎さんや川田さんのように

「ひょい」とつかみたいです。
つねたん
■自由参加機:スカイウォ−ク改(全備重量520g) HLGのキットを電動機に改造しました。 主な変更は胴体拡幅、水平・垂直尾翼拡大です。 プラネタギヤ+12×10インチペラで垂直上昇を目指しましたが、 頭上げが強く螺旋上昇になってしまいました。 テスト飛行中に送信機の電源OFFのままで先に動力バッテリーをつないだために、 シュルツェ18beスピコンが暴走し、巨大ペラが突如回り手首を叩き、 そのショックでプラネタギヤユニットにつながるモーターシャフトの ピニオンギヤが空回り(ネジロック固定)したために 本番の自由演技の時に飛ばせなくなったという情けないおまけつきです。(^_^;