Petit Air
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■諸元
全幅:1,010mm、全長:1,075mm、主翼面積:36.87du、全備重量:1100g
エンジン:OS25LA(2サイクル)、プラグ:エンヤNo.3
サーボ:ラダー&エレベータサーボ Futaba S9601×2個
エルロンサーボ Futaba S3102×2個
エンコンサーボ:OK模型スリムラインサーボS1909
プロペラ:APC10×4およびRAM12×4
受信器 Futaba 116HP(PCM)
バッテリー:[R/C HOBBY]ニッケル水素電池(単4型4本パック4.8V-720mAh)
■はじめに
Petit Airはファンフライ入門者とベテランのセカンドプレーンとして
最適なPetit Airに関する情報を共有し、楽しいコロニー(colony=集落)を
形成してPetit Airに関する情報発信基地にしていきたいと思います。
■
Petit Air機材リストはここをクリックしてください。
■Petit Air 画像&説明
・R/C HOBBY フローティングマウントで静かになります。
・プラスチックモールド製のカバープレートの固定ネジは緩みやすいので
増し締めします。
・サイドスラストを付けるためエンジン固定ビス前側2本に
ワッシャー(1枚)を入れました。
・OSスピンナーナットは2種類あり、自分は好みで大きいタイプにしました。
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ラダー&エレベータサーボ(Futaba S9601)前後で
補強材がある位置に変えました。
エレベータサーボは水平安定板の16oくらい前にサーボのオシリが来る位置です。
この位置に穴を開けるとサーボの後ろ側に補強材が入っていて良いのです。
ラダーサーボは前が補強材に当る位置を探します。
(マチ針を刺して固い箇所を探ります)
この機体の場合は55mm前にサーボのオシリが来る位置になりました。
この位置にハードバルサ棒を接着してサーボベットにしました。
ラダー&エレベータサーボお引越しで残ったサーボ穴の処理は
1mmソフトバルサ板で目張りして、デカールを貼り、目隠ししました。
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ラダー&エレベータサーボは延長コード(500mm)を接続して延ばします。
画像ではエレベータサーボのコードを胴体に穴あけて反対側に通しましたが失敗
穴あける必要ないです。それぞれ下に誘導すればすむことです。(泣)
板胴の下部で2本合わせてタイラップで固定して主翼裏面にあけた穴まで誘導します。
タイラップの下穴はピンバイス(2mm)を反対側に当て木をして穴あけします。
(下穴に低粘度瞬間接着剤をつけると排気オイルが滲みこみません)
(注意)コードがエルロン動作時に干渉しないこと。
配線完了してから、ぶつかることに気づいて下に変えました。(泣)
胴体に開けた12個もの穴はソフトバルサ棒を差し込み低粘度瞬間接着剤付けました。
(この穴も低粘度瞬間接着剤をつけると排気オイルが滲みこみません)
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サーボ穴の目張り&コードの固定
梱包テープ(3M Scotchテープ)で穴の目張りとコード固定をしました。
(バルサの穴から燃料が滲みこむと強度が低下します)
(フィルムの破れの応急手当には梱包テープが一番です)
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尾そり取付け
・尾そりの固定は添付パーツとして1個だけ入っている
”ツバ広タッピングビス”を使います。
・低粘度瞬間接着剤を流してから、次に中粘度瞬間接着剤を盛り上げて
硬化促進剤で固めます。(こうすると隙間に砂が入りません)
・尾そりに収縮チューブを被せました。
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視認性を高めるために主翼裏側を赤白の
ストライプ(幅50mm)にしました。
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エルロンサーボベットは3mmハードバルサで底上げしました。
(リンケージとフィルムとのクリアランスをとるため)
右エルロンサーボは受信機まで延長コード(200mm)を接続して延ばします。
コネクタ部に収縮チューブ(テトラ15mmを半分に切る)を被せてホットガンで収縮します。
(注意)サーボはゴムブッシュとハト目を入れておきます(ハト目は下から挿入)
サーボベットのバルサのサーボゴム部分が当る場所を少し削って入れ易くします。
(注意)右エルロンサーボは延長コードを処理してからサーボベットに入れること。
穴位置が決まったら、ピンバイス(1.5mm)で下穴をあけます(ヒビ割れ防止)
サーボ取付けネジはサーボゴムブッシュが少し潰れるくらいまで締めます。
ラダーサーボコードであることを識別するため、先端に園芸用ビニタイを結びました。
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燃料タンク
・OSバブレスウェイトに交換しました。
(タンク後ろにつくほどの長さにします)
・マフラープレッシャーのパイプは先端にシリコンチューブを付けます。
(こうするとタンク内壁を傷つけません)
・切ったシリコンチューブを2箇所入れてタイラップでタンクを固定します。
プチ・エアー脱着脚取付けました。
・構造的に弱いPetit・Airの強度がアップします。
・脱着脚なら、脚の曲がりを修正するのも取付けたままで大丈夫です。
・タイヤの穴径(4mm)をドリルで大きくします。
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エンコンサーボ取付け
・サーボは強力両面テープで張りつけ
シリコンチューブを通したタイラップで止めます。
・タイラップを通すオラカバフィルム部分は、あらかじめ梱包テープで補強し、
梱包テープで穴の目張りをします。
・エンコンロッドはテトラ ロッドアジャスターBS型(1.2mm)を使いました。
・エンコンS1809用ロングサーボホーン(一番外側の穴を使う)に交換しました。
・延長コード(500mm)を接続して、主翼中央下にあけた穴から内部に入れます。
・抜け止め目的でコネクタ部を収縮チューブで処理します。
排気汚れ防止として梱包テープでつつみました。
・エンコンサーボのホーン穴は一番外側、リンケージは直角&水平にします。
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アンテナ線の処理
ノイズレスチューブを通して、左翼端からアンテナ線を引き出します。
アンテナ線は飛行時の抵抗となるのでヒンジテープで固定します。
余ったアンテナ線はそのまま垂らします。
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アンテナ線の処理2
アンテナ線を通したシリコンチューブを主翼の中を通します。
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ラダーホーン取付け部のカーボン補強
ラダーホーンの取付け場所の強度アップを図るために、
カーボンキュアシート(0.01mm厚)をラダー動翼の両面に
瞬間接着剤(低粘度)で貼ってから、ラダーホーン(テトラM)を取付けました。
ラダーホーン下部カットしました。
最大舵角でラダーホーンが当るので下部をカットしました。
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エルロンホーンの取付け位置これでいいの?
答「ピンポーン」通常は横から見てホーン穴の縦ラインがヒンジラインと
同一線になるように、ホーンを取付けますよね。
でも、Petit・Airの場合は取付け位置には大きな板があるのです。
3点止めの大きなホーンにも対応するためと、大きなエルロンなので
強度アップも考慮したのだそうです。
自分はこの補強板に固定したかったのです。
舵角の差動はプロポの設定で修正します。
ホーン一番外側の穴を2mmピンバイスで大きくします。
楊枝を刺しこんで仮固定してから、もう一方の穴をピンバイスであけました。
(裏側に当て木をします)
ラダーホーン(テトラM)を全舵に使いました。
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スイッチと充電口
バルサが薄いので低粘度瞬間接着剤で補強してください。
グリーンのフタ:コネクタキャップ充電コネクター用(イリサワ製)
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レシーバー取付け
・プラ板(0.5mm厚さ)の光沢面にベルクロテープを貼ります。
・プラ板を強力両面テープで主翼前側の桁材に取付けます。
・レシーバーをプラ板にベルクロテープで固定します。
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バッテリー配置
バッテリーは重心位置調整ウエイトとして使うので最後に位置決めします。
位置が決まったらバッテリーを強力両面テープで固定して
シリコンチューブを通したタイラップで止めます。
(シリコンチューブを切って入れると良く締まります)
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燃料パイプ&マフラープレッシャーパイプ配管
R/C HOBBY 新発売の2色セットを使ってみましたが、
軟らかさ加減も良く、使いやすかった。
用途により色分けしました。安いしお薦めです。キラン(-_☆)
(アルミ管の先端5mmを荒いサンドペーパーでキズをつけ抜け止め処理します)
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ラダー&エレベータのリンケージ
ロッドはテトラボールアジャスターA型を使います。
サーボ側のデュプロホーン(中)、ラダーに使うラダーホーン(テトラM)の
一番外側の穴をロッド径にあわせて2mmのピンバイスで大きくします。
ボールアジャスターのリングジョイント(白プラパーツ)の隙間の半分まで
ロッドをねじ込んでおきます。(ロッド長さの微調整代を確保するため)
ボールアジャスターのリングジョイント側をサーボホーンに取り付けます。
ねじ部に「アロンゆるみ止め」を1滴つけます。
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エルロンのリンケージ
動作時の動きがスムーズになります。
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延長コードの集中引き込み処理
主翼下に開けた1個所の穴にラダー&エレベータ、エンコン、
バッテリーコードの延長コード引き込みを集中しました。
(事前に梱包テープを主翼裏側のバルサプランクの裏表に貼って補強します)
主翼裏のメンテナンス用の小判型フタ&受け側の部材は瞬間接着剤付けて補強する。
フタはツバ広で短いタッピングビス2本で固定する。
フタの周囲をヒンジテープで目張りして排気の侵入を防ぎます。
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燃料フィルターを付けました。
フィルターの位置により、幅の広い方向がエンジン側にくるようにします。
ニードルにL型に曲げたピアノ線を取り付けました。
設定したニードル位置がわかりやすいです。
ピアノ線(径1.6mm)で自作します。
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エキパイを取り付けました。
マフラー先端に市販のエキパイ(エキゾースト・パイプ)を
タイラップで取り付けると機体のオイル汚れが少なくなります。
■その他の情報
機器の配置
受信機、バッテリー、スイッチ類はエンジンと反対側に配置します。
(左右の重心バランスのため)
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Petit Airに使用するホーン
大・中・小3種類の長さがセットになっている「デュプロホーン」を使います。
中サイズはラダー&エレベータ、小サイズはエルロンに使います。
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エルロンリンケージの長さを決める方法
ラダーホーン(M)にリンケージロッドのアジャスト側を取付けます。
この状態でサーボホーンまでの距離を現物合わせして、マジックペンで
折り曲げる場所の印を付ける。
Zベンダーで曲げて不要部分をカットします。