2004年7月〜12月のタイトル■プラットフォームで叫ぶ女 ■電車の車両トラブル目撃 ■電車男になれなかった男 ■逃亡者 ■母との約束 ■風の谷のナウシカの王蟲(オーム) ■男はつらいよ ■初孫産まれました
■プラットフォームで叫ぶ女
|
■電車の車両トラブル目撃
タイトルは、もう話題にならなくなった「電車男」ですが、 賞味期限切れになる前に受け狙いでつけました。(^_^; 通勤でいつも乗る私鉄での出来事です。 「ちょっとすみません、席をあけてください」と 駅員数名が発車間際の電車に乗り込んできたのです。 (@_@)(@_@)(@_@)(@_@)(@_@)(@_@)(@_@)(@_@)(@_@)(@_@) (@_@) (@_@) (@_@) 衆人環視のなかで座席シートを外し、 (@_@) (@_@) (@_@) (@_@) 何かを確認している様子でした。 (@_@) (@_@) (@_@) (@_@)(@_@)(@_@)(@_@)(@_@)(@_@)(@_@)(@_@)(@_@)(@_@) 駅員A「あちゃ〜熱いよ、ヤバイよコレ」.....ハァ(-o-;) 座席シートの下にラジエーターがあるのでしょうか マットを、うちわのようにしてバタバタ扇いでいました。 しばらくして「しょうがないな〜」 と言って座席を戻しました。 戻しましたって、オイオイ、マジっすか(¬з¬) 問題が解決したとは思えないのですが、リーダーらしき駅員が言うんです。 「どうも、お待たせしました。お座りください」と言って 全員どやどやと降りて行ってしまいました。 ・・・うっ、なんだかなぁ(^_^; 居合わせた乗客は誰も座らなかったのは当然のことです。 そのうちに新たに乗り込んできた事情を知らないお客が座って 「電車でGO」 |
■電車男になれなかった男
タイトルについて解説します...解説って(笑) 泥棒に入られた隣人が助けを求めてきた。その時、あなたはどう対処しますか? これは最近、巷で話題になっている「電車男」の影響を受けたのか、 泥棒に入られた女性を助けるべく正義感に燃えた漢(おとこ)の記録です。 「電車男になれなかった男」と書いたのは、うけ狙いです。(^_^; 2004年11月1日(月)20時半頃の事件です。 自分は帰宅して2階で着替えしているところでした。 インターホンが鳴り、妻が対応していたのですが、 ただならぬ様子を感じたので階段を下りたのです。 「お父さん、大変!早く来て助けてあげて!」と妻が叫びました。 あわててズボンをはいて玄関から出ようとしたら言われました。 「ランニングシャツじゃ駄目、そこにあるジャージを着て!」ってね。 どのような場合も女性のほうが沈着冷静なのです。一般論ですが。(^_^; その時の自分のいでたちは白のジャージ上着に黒ズボン、 素足に革靴とバラバラです。そんなことはどうでも良いのですが(笑) 表に若い女性が立っており、話を要約すると泥棒に入られたので 驚いてここまで逃げてきて助けを求めたと言うのです。(@_@) こんな時になんですが、夜目にもスタイルが良い美人でした。(^^ゞ 隣人と言っても約30m程離れたアパートの住人で 玄関に灯りが点いていた我が家に飛び込んだようです。 この女性が言うには帰宅して、いつもは玄関から入るのですが、 この日は自転車を置くために庭にまわったそうです。 そしたら窓ガラスが割れてブラインドが上がっており 暗い室内で「ガサゴソ」と物色する物音が聞こえたそうです。 それでビックリして、ここまで逃げてきて助けを求めてきたと言うのです。 「逃げた時の気配で泥棒が逃げたかもしれない」と言っていました。 我々では泥棒を取り押さえられないので女性に110番するように言いました。 妻にも促されて女性はその場で自分のケータイで110番しました。 警察は住所やら氏名、状況を詳しく聞くのです。 そんなに時間かけたら泥棒が逃げちゃうのではないかと 自分はとても気がかりでした。(^_^; 自分は常日頃、護身用として物置に置いてあった木刀を持ってきました。 万一の時の備えです。自分で言うのもなんですが流石です。 最近、話題の「電車男」のように正義感に燃えたのでしょうか。 でも、自分の場合は木刀を奪われてボコボコにされて新聞に ”年寄りの冷や水”と書かれるかもしれません。 一瞬、見出しが頭をよぎりました。(T_T)ノ 木刀が滑るので唾で湿らそうとしたのですが 口がカラカラに乾いて思うようにいきません。(汗) アパートから一般道への出入り口が2箇所あるので、一方を妻が見張り、 もう一方を木刀をもった自分が見張ってパトカーが来るまで監視していました。 逃げ場のない泥棒が襲いかかってきたら、はたして自分は防げるでしょうか。 内心、心配したのですが誰も出てこなかったので、よかったです。(汗) 派手にサイレンを鳴らしてパトカーがやってくるのでしょうか? そんなことしたら泥棒が逃げちゃうと心配しました。 パトカーが来るまでの時間が、とても長く感じられました。 パトライトを点けずサイレンも鳴らさないパトカーが1台、そばに停まりました。 女性に部屋の場所を聞くと2人の警官は二手に分かれて飛んで行きました。 やれやれ、安心しました。プロが来ればもう安心です。 女性は緊張の糸が切れたようで泣き出しました。 驚いたことにパトカーは1台だけではなく、続々と来たのです。 5台は来たでしょうか(@_@) 2人ペアの警官は、かねて無線で連絡がとれているからか、 木刀を持った実に怪しげな自分と女性、離れたところにいた妻には 目もくれず無言で展開します。このような時の警官は非常に頼もしいです。 女性は「盗るものなんか、ないのに〜」と言ってましたが 泥棒と鉢合わせしなくて不幸中の幸いだったのではないかと思います。 出くわしても「ドロボーとか人殺し〜」と叫んではいけません。 「火事だ〜」と叫ぶのがベストだそうです。 でないと誰も出てきませんからねと、 えらそうに女性に話していた自分です。(-。-)y-゜゜゜ 「そっちに回れ〜確保しろ〜」と聞こえてきたので 泥棒は、まだいたのかと思いましたが、 結局、泥棒はもう逃げており、いなかったようです。 そこへ、女性から連絡を受けた男性が 大型スクーターで駆けつけました。独身だと思った女性は、 このアパートに引っ越してきたばかりの奥さんのようです。(^^ゞ 妻が「奥さんがショック受けているので優しくしてくださいね」 と男性に言いました。 これから実況検分をやると言うので邪魔になったらいけないので 「何かあったら来て下さい」と言い残して、 にわか用心棒の自分達は帰りました。一件落着です。 その後、どうなったのか、なんとなく気にしてましたが 律儀な彼女は手土産を持ってお礼に来て 玄関先で妻と話していた時に自分が帰宅したのです。 彼女「あの時はご迷惑おかけしました。助かりました」 自分「年甲斐もなく木刀持って笑っちゃいますよね」 彼女「とても頼もしかったですぅ」('-'*) 自分「アハハ、そうですか」(´д`) 彼女「これは気持ちです。受け取ってください」 妻「お礼なんて、とんでもない当たり前のことをしただけですから」 彼女「いえ、もらってもらわないと私、困ります」 妻「そうですか、では、いただきます。かえってすみません」 あとで、お礼の品を開けてみたら紅茶とチョコレートが入っていました。 紅茶はJanat(Paris)底ラベルにJanat Dores Teas(紅茶)と書いてあります。 紅茶と書いてなければ中身が何だか解りませんでした。 右後ろに我が家御用達「リプトン紅茶」を置いて撮影しました。(笑) チョコレートも Lindtという自分には馴染みのない高級ブランドです。 箱の後ろのラベルに(リンツ・チョコレート)スイス製造と書いてあります。 Lindt Swiss TRADITION DELUXEという文字も読みとれます。(@_@) ん、デラックス?、デラックスという文字に弱い単純な自分が笑えます。 そう言えば彼女、気になることを帰り際に言っていました。 妻「ご主人によろしくお伝えください」 彼女「うちは母子家庭なんですのよ」キラン(-_☆) この展開って最近、本になって話題となった「電車男」と似てない? もう、枯れちゃった自分には関係ないのだが..._| ̄|○ 《関連記事リンク》 ●泥棒に入られちゃいました。 ここをクリックしてください。 |
■逃亡者
駅までの通勤途上でのバスの中のことです。 腹がパンパンに膨れた蚊が目の前を飛んでいました。 あちこちの車窓にぶつかってはフラフラしています。 血を吸った蚊が外に脱出しようとしているのです。 今はもう10月なので、そろそろ蚊がいなくなる時期です。 メスの蚊は子孫を残すために受精すると血液が必要だそうです。 血を吸うのはメスだけ、それも主食ではありません。 メスの蚊は吸血することによって卵巣を発達させ卵を産みます。 蚊が1回に吸うことのできる血の量は、ほぼ自分の体重と同じくらい。 ということは、体重が約2倍になるので 血を吸ったあとの蚊は動きが少しにぶくなります。 刺された時は痒くないのに後でひどく痒くなるのですね。 体質によるのでしょうか自分は人より刺されやすいようです。 蚊が苦手なので園芸作業はもとより、ラジコンやってるときでも 携帯蚊取り線香を腰にぶら下げてます。 オジン臭くて実にカッコ悪いです...オジンですが自分。σ(T_T)ノ それにしても蚊は窓を締め切ったバスから逃亡できるのでしょうか。 間抜けな誰かが思いきり吸われたのです。(笑) 駅について降りたら首のあたりに猛烈な痒みが走りました。 あぁ〜いつかの時と同じだ。O(;-_-;)O 《関連記事リンク》 ●電車の中の刺客 ここをクリックしてください。 TVドラマ「逃亡者」が終わったので賞味期限切れネタです。(笑) |
■母との約束
母が「どうも今年の夏は越せそうにない」と珍しく弱音をはいたのです。 診察結果、肺ガンでした。 肺ガンにも種類がいろいろあって腺ガンとのお診立てでした。 X線写真で見ると肺の外縁に沿って発生してます。 腺ガンは女性に最も一般的な肺ガンでタバコをまったく吸ったことのない人にも 発生するそうです。ついてません。 余命6ヶ月と医師に宣告されたのですが、わずか3ヶ月で逝ってしまいました。 ガン告知は必ず本人にするものと思っていたのですが 「治癒が見込める若い患者さんは抗ガン治療をするために脱毛等の副作用がでるので 告知しますが末期患者やお年寄りで治療のすべがない場合は 本人には告知しないことが多いです」と担当女医が言いました。 母は「どうして具合が悪いのかねぇ」と聞くのですが医師には決して聞かないのです。 どのような状態になっても生き永らえたいと言う願望が口とは裏腹にあるのでしょうか。 これも女医が言っていたとおりでした。 母にとって初孫である自分の長男の8月の結婚式までは頑張ると言ってました。 参列できなかった結婚式の写真を病床で見せてもらった母は本当に嬉しそうでした。 病院は嫌だと言い張り、東京世田谷の自宅に帰った時は、とても喜んでいました。 元気を取り戻すために鰻が食べたいと言って無理に食べました。 介護保険の調査立会の時も自分でトイレに行けると言って自分をあわてさせました。 その後、重度の介護保険認定がおりたのですが結局、1回も利用できませんでした。 看病の都合で横浜の我が家に酸素吸入機持ち込みで移って 5日後の8月30日の明け方に苦しみだし、救急車で病院に搬送、 入院手続きをしているうちに亡くなりました。 早朝に救急車で我が家を出て、お昼に霊柩車で帰宅したのです。 亡くなった当時は詳細に状況を書いてアップしたのですが、 たった1日で記事を抹消したのです。 あまりに悲しかったからですが母が生きていた証を残したいと思って 記憶をたどって書きました。 書くきっかけを与えてくれたのはラジコン飛行機仲間こまたんの ホームページの記事でした。 まるで母の3回忌に合わせたかのように歌がアップされたのです。 現在は削除されたのですが歌を聴いて何回も泣きました。 ありがとう、こまたん m(_ _)m 元気だった母と笑いながら交わした約束を思い出しました。 ”死んでも霊になって出ないこと夢にも出ないこと” .......だって怖いからね。 親より先に亡くなった弟のことについて母が言っていました。 「あんなに毎日、神棚に手を合わせて拝んで話しかけているのに 奇態に夢にでてくることはない。 私を怖がらせないように気を使う孝行息子だ」 そして、母もまた臆病な息子(自分)に孝行してくれたのです。 ありがとう、ありがとう、ありがとう。お母さん |
■風の谷のナウシカの王蟲(オーム)
宮崎駿が監督を務めた劇場用長編アニメ「風の谷のナウシカ」 腐海(ふかい)と呼ばれる毒の森とそこに棲む蟲(むし)たちに 支配された世界。辺境の王国・風の谷には、自然を愛で、 蟲とすら心を通わせる少女 ナウシカがいた。 巨大な王蟲(オーム)の群れが暴走するクライマックスが記憶に残っています。 近くの「癒やしの森」広場へラジコンヒコーキを飛ばしに行って 車からヒコーキや機材を降ろしていたら目に付いたのが 木柵の上を渡っていた画像のイモ虫です。きれいで大きいです。 体長8cmはあろうかと思われます。 こんな巨大な幼虫を見たのは初めてです。 ヒコーキ好きな自分には「紅の豚」とともに好きな「風の谷のナウシカ」に 出てくる王蟲(オーム)に思えました。 幼虫図鑑の「不明幼虫の問い合わせのための画像掲示板」で質問したら ”一寸野虫さん”から回答をいただきました。 「シンジュサンという本土最大のシックな蛾の幼虫と思います。 図鑑に掲載済の情報をご参照下さい。羨ましいです」名称:シンジュサン(樗蚕)(鱗翅目ヤママユガ科) 学名:Samia cynthia |
■男はつらいよ
変なメールもらいました。以下はその内容です。(原文のまま) ---------------------------------------------------------------------- いきなりのメール失礼致します。どうも初めまして。奈津子といいます。 結婚して4年、目下26歳です。受付やってたんですが、 何故か26歳年上の社長に目をつけられて結婚しました。 でも、えーとですね、主人の年齢が年齢なので 私、とても満たされない日々を送っています。 もとから人並み以上に好きってのもあるんですけど、 いますっごくしたくてしょうがないんです どうしても我慢ができなくて、ネットで相手を探していたところ、 近い場所に住んでるらしい貴方を見つけてこうしてメールしている次第です。 主婦という立場上、秘密厳守での関係を持ちたいと思っているのですが、 そちらとしては何か希望する条件はありますか? 私、仕事はしてないんですが、お金とか全然平気です ---------------------------------------------------------------------- 返信を要求しているようですが、ちょっち悩みましたホントかなってね。(笑) もう枯れちゃった自分にはカンケーないですが(笑) いくつになっても、モテる男はつらいよ。オイオイ(^_^; 以前に似たようなメールもらったことがあったのを思い出しました。 内容は似たようなものでしたが 「掲示板で貴男のことを知り、いつかメールしたいと思ったのです」 と書いてあったので、これってインチキだとすぐに解りました。キラン(-_☆) だって、ボクは掲示板は苦手なので、あまりカキコしたことがないからです。 でもって今回もその手だとすぐにわかりました。 でも、うまいこと書くなぁ。(我感心) |
■初孫産まれました
2004年7月11日(日)長男夫婦に待望の赤ちゃんが産まれました。 自分にとって初孫となります。 この日は羽田でインドア飛行会が催されて参加していましたが、 産まれそうだとメールが入ったので急遽、病院へ駆けつけました。 母子ともに無事であることを祈るばかりでした。 待つこと2時間ほどで元気な産声が聞こえてきました。男子出産です。(^o^) 赤ちゃんと対面しましたが長男の産まれた直後の顔とそっくりだと 妻が言うのです。 お腹をいためた母親は、さすがに覚えているのですね。 長男出産の時に待ちくたびれてパチンコしていた自分とは大違いです。(^_^; |